「皇紀二千六百年記念 皇軍慰問 日本民族小学生作品展覧会」は日本力行会によって計画され、行われた展覧会のようです。
日本力行会は、1897(明治30)年、島貫兵太夫牧師によって創立。北米、中南米、東南アジア、満州などへ約3万人の移住者を送り出したと言います。
この展覧会では、現地の子供たちの絵を集め、皇紀二千六百年記念として展示したのでしょう。
この絵葉書は、久しぶりに嬉しいコレクションになりました!
今までも児童画の軍事郵便なんかを紹介してきました。
https://prewar-sculptors.blogspot.com/2013/04/intermission.html
https://prewar-sculptors.blogspot.com/2013/04/intermission_24.html
https://prewar-sculptors.blogspot.com/2018/04/blog-post.html
今回は、海外の子供たちの絵ですよ。
こういった日本人学校でも児童画教育がなされていたんですね~
お気に入りは、ペルーの「アンデスの高原」。
メキシコ壁画運動の作品のようでもあり、アンリ・ルソーの素朴画のようでもあり、どこか諸星大二郎ぽくてイイね。
北川民次よりは全然、良いのではないでしょうか!
どれも作風に国柄が出ているんですよね~
幟町小学校は、原子爆弾投下により被爆、校舎は全焼しました。
ここが選ばれているのも、なんか不思議。
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