謹賀新年 お正月ですね。
本日は昭和7年に制作されたモダンで艶やかなメダルを紹介します。
昭和7年11月、「劇聖」と言われた九代目市川團十郎三十年祭追遠興行が歌舞伎座で行われました。その記念メダルです。
紅葉狩 - 明治三十二年 - 九代目 市川 團十郎 - 五代目 尾上菊五郎
『三升紋-みますもん』と言われる宗家市川家の定紋がデザインされています。
ただそれだけなのですが、美しいモダンなデザインに見えますね。
使用される三色は定式幕の黒、柿、萌黄の萌黄を黄金色に変えたものでしょうか?
このデザインを施した人は誰でしょう?
銘はありませんし、彫刻家ではないかもしれません。
九代目市川團十郎の像を制作した彫刻家と言えば、1919(大正8)年に銅像(1986年に再建)を制作した新海竹太郎。https://rekigun.net/original/travel/statue/statue-24.html
それと、朝倉文夫が1936(昭和11)年に胸像を制作しています。
https://www.taitocity.net/zaidan/asakura/exhibitions/collection/danjuro/
このメダルをデザインしたのかはわかりませんが。
さて、2021年となりました。
このブログも8年目?
なかなか思うメダルや作品に出合う事が少なくなってきた気もします。
それでもまだ見ぬメダルを求め、ゆっくりとですが進んで行くつもりです。
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