2022年4月18日月曜日

「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022」新潟市美術館

 

新潟市美術館へ行ってきました。
4月09日(土)から5月22日(日)まで「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022」展が行われています。
目当ては、彫刻家土方久功の絵本原画です。

土方久功の絵本原画は、「ゆかいなさんぽ」「おおきなかぬー」が展示。
いや、もうただただミーハーなだけかもしれませんが、観れて良かった!
美しい!かわいい!めちゃくちゃ欲しい!
身近に置いて、飾りたい。
あと、「ゆかいなさんぽ」の表紙はあんなふうになっていたんですね~。

さらに、佐藤忠良の絵本原画もありました。
できれば「おおきなかぶ」が観たかった。
「おおきなかぶ」は娘が小さいころ好きでしたね。
娘の小学校の教科書にも載ってました。最近の国語教科書は韓国のような隣国の話を載せてますが、「おおきなかぶ」もロシアの物語として採用されているのかもしれません。

それに、娘の好きだった西巻茅子、なかのひろたかの原画もありました。
私が好きだったのは山本忠敬。「しょうぼうじどうしゃ じぷた」はまだ捨てられない。
「11ぴきのねこ」と「ぐりとぐら」は登場人物の性格悪くて苦手。

話を彫刻家に戻して。
絵本だけでなく、挿絵等々のグラフィックアートに多くの彫刻家が関わってます。
作品だけでなかなか食えない彫刻家にとって、これらは大切な収入源だったのかなと思います。
土方久功や佐藤忠良だけでなく、戸張孤雁、石井鶴三、清水三重三、河村目呂二、梁川剛一等々。
メダルや銅像もグラフィックアートの一部とも言えますし、高村光雲のはりぼて仏像や石井鶴三がおもちゃの原型つくったりと、そういう作品と、彫刻作品とを並べて展示できると面白いかもしれませんね。

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