書は本当に真贋わからないです。
今回紹介するのは、あの石川光明(伝)の書。
なんて書かれているかわかりませんが(龍?)、カッコイイ。
最初にバッシっと筆を置いて、そこから龍がのたくった様にグググっと一気に引っ張る。
その勢いと構成がカッコイイ。
「大字書」になるのでしょうか。素人目には殆ど抽象、前衛書みたいに見えます。
以前、井上有一や中村不折について触れましたが、こういうカッコイイ書が好きで集めたいって思うのですけど、如何せん真贋だけはわからない。
書の世界は本当に怪しいし、怖い。
ただ、これが本物だったら、この時期の作家は凄いねって思います。
何でもできる。教養が桁違い。
石川光明と高村光雲の出会いの話しを聞くと、その人柄も良かったんだろうね。
明治維新のヒーローたちも凄いけど、こういう市井の人達のレベルも高かったんだな。
0 件のコメント:
コメントを投稿