ロダンの「少女の顔」2枚です。
先日名古屋で行われていました骨董祭にて購入しました。
前回紹介しましたロダンの「巴里のゴロツキ」と同系の葉書みたいです。
この「少女の顔」ですが、大正9年の第7回再興日本美術院展に出品された作品のようです。
持ち主は岸本吉衛門。
『少女の顔はパリージアンを代表するもので併せて乙女を代表するものである。其唇は見る人を吸い寄せずにはおかない強い魅力をもっている。某氏が懐の中へ入れて置き度い様な作品だと云ったのは、かうした凡てを語り盡した言葉である。』
と戸張弧雁が背中の痒くなるようなことを言っています。
実は、この作品のレプリカ?を持っています。
最初は誰の何の作品かわからなかったんですよね。
作りも荒いし。
樹脂製の様なのですが、何時頃の物かもわからず。
戦後に入ってから1961年に行われた西洋近代彫刻家作品展で展示されたこともあるらしいので、その頃のものかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿