ぎふ中部未来博覧会は、1988年に岐阜市で行われた地方博です。
私の地元のはずなのですが、まったく記憶が無い...
まぁ、それは良いとして、このイベントに岡本太郎が関わり、モニュメントを制作します。
その理由は、岐阜が父一平の最後に暮らした地だったからだとか言われていますが、どうなのでしょう。
そのモニュメントのデザインは、このメダルの元となったもので、現在でも岐阜メモリアルセンターに建っています。
岡本太郎のメダルでは、他に72年の札幌冬季オリンピック記念のものと、ミュンヘンオリンピック記念のものとを持っているのですが、そのデザインは誰から見ても岡本太郎とわかるもので、そういう点では優れていると言えるのですが、ただつまらない。
それは、犬山の「若い太陽の塔」や三重県営サンアリーナの「であい」、久国寺の梵鐘「歓喜の鐘」なんかもそうなのですが。それに彫刻的な気持ちよさが皆無なんですよね。
彫刻と言うのは、その造詣に視覚的で触感的な快楽の要素ってあるのものなのですが、岡本太郎作品にはそれがない。
それはそれで、すごいことなのですけどね。
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