宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」では、ゼロ戦を生み出した堀越二郎をモデルにしてますが、その堀越による試作機、九試単座戦闘機を飛ばしたのが各務ヶ原飛行場です。
この九試単戦が243ノットをはじき出したことに、士官たちは「各務ヶ原は空気の密度が小さいのだろう」と疑ったという逸話があるのだそうだ。
そんな各務ヶ原飛行場での練習飛行を撮ったのが、この絵葉書「各務ヶ原航空第一大隊 高等飛行(横辷り)」です。
機体ははっきりわかりませんが、日本初の国産量産機陸軍制式機「乙式一型偵察機」
サムルソン2A-2型機ではないかと思われます。
川崎造船飛行機部において300機ほど生産されたという名機ですね。
「風立ちぬ」でのワンシーンのような飛びっぷりですね。
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