戦前の雑誌の切り抜きより、彫刻家の記事です。
当時はアイドル味の強い扱いだったんですよね。
「帝展審査委員長小倉右一郎のアトリエで、新に求たモデルに依り彫刻中の女性の座像である。」
「日名子実三氏(構造社)高石選手の像」
「朝倉文夫氏のアトリエにおける新進作家が大汗の光景です
右から堀江尚志。久保田吉太郎、松田尚之、安藤照、泉谷善一郎、小室達氏及びその作品です。」
「佐藤朝山氏の「木花咲耶姫」(院展)」
「藤井浩祐氏の「浴泉」院展」
左「朝倉文夫氏のアトリエ」
右「堀進二氏(帝展)土肥博士の像」
「彫刻特選「大空に」の作者安藤照氏とそのモデル」
「大洋を前にして 大國貞蔵氏作」
この「
大洋を前にして」は当局からの指摘(忌諱)で作者自身が「『それならかうしましせう』以外に軽く同意して、ポケットからとり出した鑿で、ゴリゴリ股間を削りとってしまった」そうです。
「朝倉文夫氏のアトリエ」のガリガリでボサボサ頭は堀江尚志でしょうか?
貴重な写真ですね。
それと、そのアトリエで仕事する女性作家は、仕事着でなく浴衣なんですね。この人誰でしょう?
安藤照の写真にあるように、モデルの特定できるのが良いですね。
こういう資料って、私的にはすごく貴重ですので。
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