今回は戦後の、しかも中国の絵はがきを紹介します。
1960年代から70年代にかけ、上海の木彫家たちは、当時のニーズに合わせ「红光亮」の特徴を備えた木彫を制作します。
この絵葉書は、それら木彫を集め、1970年代に上海で出版された「木雕小辑」です。
珍宝島英雄
1969年にダマンスキー島(中国語名は珍宝島)の領有権を巡って、中国とソ連が交戦した紛争をモデルにした木彫です。
そのプロパガンダの手法は下記のサイトで詳しく紹介されています。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/13854?page=2
そのプロパガンダの手法は下記のサイトで詳しく紹介されています。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/13854?page=2
越南人民打得好(ベトナム人はよく戦った)
煤海丹心
作家は「侯志飞(Hou Zhifei」という方の様です。
http://www.xrsd-art.com/Cn/News_Detail.aspx?CorpNewsClass1_ID=5826&id=151246&UserInfo_ID=781320
サイトには『残念ながら、歴史的な理由により、多くの侯志飞の作品は保存されていません。現在、侯の芸術的キャリアと彼の作品の芸術的結晶化は、その年に残されたいくつかの作品の写真を通してのみ確認できます。』とあります。
中国のつげ彫刻史とプロパガンダ、そして日本との関係に興味がわきます。
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