2015年3月17日火曜日

「八紘一宇」が話題になるとは...

>日本中から各県の石を集めましてね、その石を集めて『八紘一宇の塔』ってのが宮崎県に建っていると思いますが、これは戦前の中で出た歌の中でも、『往 (い)け、八紘を宇(いえ)となし』とか、いろいろ歌もありますけれども、そういったものにあってひとつの、メインストリーム(主流)の考え方のひとつな んだと、私はそう思う」

麻生太郎財務相の答弁ですが、ここで話された 『八紘一宇の塔』とは、このブログでもなんども取り上げています日名子実三によって原型が制作された八紘之基柱(あめつちのもとはしら)ですね。

下が以前書いた文章です。
日名子実三 作「八紘之基柱」絵葉書


今回は、日名子による原型と、彼の描いた完成予想図の絵葉書を紹介します。
これらの方が作家の意図が明確に伝わってきますね。
日本の古代、神話の時代を思わせます。
このような「信仰」を造詣する日名子実三は力量のある作家だったのだと思います。
宗教的な造形物は、作り手に本気の「信仰」がないと、貧弱なものになりがちだからです。





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