私の所有する少ない木彫のうち、清水三重三作「唄」を紹介します。
清水三重三は、その名のとおり三重県四日市の生まれです。
構造社の作家には珍しく木彫をも行い、更に戸張弧雁のような挿絵画家として活躍します。
ー彫刻家と挿絵に就てー
で、この「唄」ですが、清水はこのモチーフでいくつか作品を制作しているようです。
まずは、1922(大正11)年の平和記念東京博覧会出品作です。
2013年の本ブログで、いくつかの出品作を紹介しましたね。
http://prewar-sculptors.blogspot.com/2013/06/blog-post_9.html
さすがに、この出品作の方が手が込んでいます。
しかし、お顔は所有作品の方が良いかな~
そして、これは平塚市にあります平岡クリニックのサイトより、
「絵のある待合室113」で紹介された「唄」です。(良い作品ばっかりですよねェ~ウラヤマシイ...)
よく見ると、脇差の色が私の所有と異なりますね。
いつか、これらの作品を全部並べて展示してみたいです!
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