1930(昭和5)年11月14日、濱口雄幸は午前9時発の神戸行き特急「燕」に乗車するため東京駅を訪れ、ホームを移動中に愛国社社員の佐郷屋留雄に銃撃されます。
この傷がもととなって翌年、亡くなります。
濱口首相襲撃事件は、1932年より始まる血盟団事件、その後の五・一五事件、二・二六事件の発端となる事件であり、こうして日本は右傾化していきます。
さて、ここでやっと濱口雄幸のレリーフについてです。
こうした歴史を思いつつ、このレリーフを見れば、歴史のモニュメントとして立ち上がってきます。
畑正吉は、濱口雄幸をモチーフにその時代を表現した...とも言えるかも知れません。
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