2013年5月11日土曜日

Intermission 猿まわしの木彫

  
戦前の作品ではありませんが、今回は自分のコレクションを少し紹介します。

これは、私の机の手元に置いてある猿回しの木彫です。肩に猿、左手に太鼓を持っています。
猿回しは、江戸時代に多く見られましたが、戦後昭和30年頃にはするものがいなくなります。
その後、昭和50年頃に再復興され、現在に至ります。

猿回しは、もともと神事であり、厄を去るといった意味を持つそうで、私もあやかって側に置いているわけです。
愛らしく、なかなか良く出来た作品だと思っています。
銘は紅雲?よく読めません。
農民美術としてはよくできすぎているし、仏師の作でもないような気がします。
もしかしたら井波彫刻家である山口紅雲氏の作かもしれません。

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