2020年7月24日金曜日

1903年 米国から高村光雲あての絵葉書




1903(明治36)年の3月29日にニューヨークから高村光雲宛てに送られた絵葉書です。
達筆すぎてよく読めませんが、送り主はシアトル、セントポール(ミネソタ)、シカゴへと渡ったようです。

シカゴでは1893(明治26)年に行われたシカゴ万博跡地があり、日本の鳳凰殿がそこに残って建っていました。
葉書の主も立ち寄ったようですね。
鳳凰殿には高村光雲による欄間が用いられており、その報告だったのでしょう。

葉書には「銅像の沢山なる」云々とありますが、本当に読めない!
何より送り主の「松岡(?)」なる人物は誰でしょう?
高村光太郎がアメリカに渡る3年前に光雲に葉書を送るような人物...

松岡美術館の創始者、松岡清次郎かとも思いましたが、彼じゃ若いよね。
まさか、松岡洋右じゃないだろう。彼の渡米は1893(明治26)年。
あぁぁわからない!

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