前回の記事を書いてから、戦前の女性裸体像についての私の記憶の糸をたぐって見ました
で、思い出したのは2つ。
先ずは東京都江東区浄心寺にあります、日名子実三の蔵魄塔(ぞうはくとう)―関東大震災殃死者慰霊塔―です。
関東大震災と美術―震災は美術史にどのような影響を与えたか
http://www.kasen.net/disaster/19230901/koto02/index.htm
これは1925(大正14)年建立とされていますので、かなり早い時期の「公共空間における女性裸体像」と言えるでしょう。
もう一つは私のコレクションの中から『都新聞「裾模様募集出品記念章」メダル』で描かれた女神裸像です。
https://prewar-sculptors.blogspot.com/2014/12/blog-post_29.html
建築物の上に裸体の女神像が立っている姿が描かれています。
ただ、この像の情報がまったく入手できておらず、実在したかも不明ですが。
まだまだありそうですね。
「公共空間における日本初の女性裸体像」探索はこれからも続きそうです。
そして、女性裸体像だけでなく男性裸像もまた、いつから建っているのかにも興味が出てきました。
もしかしたら女性像より遅いのかも。
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