こちらは日本共産党50周年記念として制作された社会主義者「片山潜」のレリーフです。
日本共産党50周年は、1972年。
戦後の作品なので、私の嗜好の範疇外なのですが、先日からの左派系作品の流れで紹介いたします!
ちなみに、今月の15日は、日本共産党100周年でした。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-07-15/2022071503_01_0.html
日本共産党50周年は、1972年。
戦後の作品なので、私の嗜好の範疇外なのですが、先日からの左派系作品の流れで紹介いたします!
ちなみに、今月の15日は、日本共産党100周年でした。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-07-15/2022071503_01_0.html
そして、そのレリーフを制作したのが、彫刻家中村竹男。
ありがたいことに、略歴が付属されていました。
これによると、大正5年、長野県上伊那郡生まれ。
同郷の画家中村紀元を頼り、吉田白嶺の私塾に入った様です。
先輩には中村直人がいますね。
しかし、美術院でなく、二科会に出品。入選を果たしています。
戦後は二紀会。
そして、昭和29年には『原水爆禁止署名を訴える少女』像を世界民生連訪日代表団に送り、昭和30年には、広島で行われた日本平和美術展に『平和と友情』を出品しています。
共産党員だったのでしょうね。
ただ、作品名からしてもあまり直接的なプロレタリア美術的では無く、平和を求める精神性を重んじた作風であったのだろうと思われます。
それにしても、信州という地は不思議な場所ですね。
こういった人物が生まれる土壌のある地に思います。
浅間山荘で一つの時代が区切られたのも、必然に感じさえします。
こういった人物が生まれる土壌のある地に思います。
浅間山荘で一つの時代が区切られたのも、必然に感じさえします。