昭和6(1931)年に行われた「第4回プロ展」。
紹介するのは、この展覧会で日本プロレタリア美術家同盟が発行した絵葉書です。
こういった資料でしか、プロレタリア美術の、特に彫刻作品は観ることができないので、ありがたい。
今日はいい日だ。
今日はいい日だ。
この3作品は、素晴らしいですね!
生々しさを感じます。
生々しさを感じます。
群像の「ストライキへ!」は、写真の陰影のせいもあってかジョージ・シーガルのよう。
川越治武の「武器」も、同時代の官展系彫刻家には無い、緊張感があります。
当時の空気を彫刻に込められている気がします。
しかし、やっぱり、彫刻はプロレタリア美術には合わないですね。
それは、制作におけるカロリーの高さが、時代のスピードに追い付けないからなのでしょうね。
当時の空気を彫刻に込められている気がします。
しかし、やっぱり、彫刻はプロレタリア美術には合わないですね。
それは、制作におけるカロリーの高さが、時代のスピードに追い付けないからなのでしょうね。
こういうのも出品されていたんですね。
プロレタリア美術としての「玩具」というありかたは、面白いです。
ユーモアある彫刻になってます。
プロレタリア美術としての「玩具」というありかたは、面白いです。
ユーモアある彫刻になってます。
新井光子「農村少年のデモ」
矢部友衛「凱歌」
やはり、イメージを具体的に伝えるには漫画は強いですね。
群像で物語る力は絵画の魅力ですが、こうしてみると彫刻もなかなかやるな、と思いました。プロレタリア美術における彫刻の魅力を見くびっていたのでしょうね。
群像で物語る力は絵画の魅力ですが、こうしてみると彫刻もなかなかやるな、と思いました。プロレタリア美術における彫刻の魅力を見くびっていたのでしょうね。
反省です。
あとは、現物が観れれば......
絵葉書はまだありますので、時機を見て紹介します。
0 件のコメント:
コメントを投稿